温故知新というか古典を知ることは価値があることは認めるが，実際，大学の授業でラテン語，高校の授業で漢文を教えることに意義があるのかという疑問に答えるのは難しい．ある意味，それらが役に立つと認めていたとしても，実際の授業を受講するかどうか，真面目に取り組むかどうかは疑問である．となると，現実的な解決は，「ほんの一部」を残して，他の部分でより現代・将来に確実に役立つ基礎部分（英語とか，情報科学とか）を教えるということになりそうだ．
教える内容や大学で学ぶ内容も少しずつアップデートしていくべきなのは認める．ただし，それが上からトップダウンで来るのが問題なのであろう．
