Nosemantik Max

子供の都合悪いことスルー力は見習いたい (NM)

どうする家康,どうするのせむ

ちょっと困ったことになった.
近いうちに現地調査でパプアニューギニアへ行く予定なのだが,いつものごとく首都ポートモレスビーの空港で到着ビザ(visa on arrival)をもらう予定でいたのだが,調べてみると,今はコロナの影響で全面的に到着ビザを中断しているようだ...2023年の8月現在,まだ再開はしていない模様(ネット上の情報を調べた限り;おそらく8月下旬も再開の可能性はない).
もし厳格に適用されるなら,ケアンズニューギニア航空のフライトのチェックインの際にビザチェックされ,ないと飛行機に搭乗できない.もしくは一応乗せてポートモレスビーは行けるけど,ポートモレスビーの空港で交渉することで,もしかすると到着ビザをもらえる可能性もある.
安全策としては,今から東京のパプアニューギニア大使館に電話し,即日ビザ発行の交渉をするか,ビザ発行を依頼し3,4日待つか...(実はこれだと微妙に間に合うかどうか).
プランBとしては,日本語情報はほとんどないのだが,電子ビザを申請するという方策がある.ただ,調べたところ,以下の追加書類が必要なようだ.
1:Cover Letter - (purpose, visit the site, accompanied contact details)
2:Copy of Passport Bio page
3:Complete Corona Virus Supplementary Health Form
4:Evidence of Funds
5:Corona Virus Medical Clearance Certificate
書類1は自身で作成可能,あとフライトやホテルの予約確認書もある.2はパスポートのコピー,3はウェブ上にpdfのリンクがあり,アンケートに答えるだけ.問題は4と5,資金の証明書と5である.4は大使館によって通帳のコピーで良いとこもあれば,銀行の公式の英語の証明書を要求するところもある(そして正式なものになるほど時間がかかる).5は,ワクチン証明書でいいのかなと思ったのだが,英語をそのまま解釈すると,ワクチン証明書ではなく,PCR検査による陰性証明になる...これも日本では取得しづらいうえに高価なんだよなあ(すでに国際空港や居住地近隣のクリニックは検査自体をやめている).
また懸念事項として,東京のパプアニューギニア大使館はこの電子ビザの情報を一切告知していない.さらに2022年以降に日本人で電子ビザをとって渡航したという旅行記やブログ記事をネットでは見つけることができない.以下の外務省の安全情報でも電子ビザに関する記述がない
外務省海外安全情報

これは万策尽きた,,,ってこと?
とりあえずもう少しあがいてみます.
最悪,オーストラリアのブリスベンシドニーパプアニューギニア領事館でビザを取るしかないですね;大幅な予定変更と大変なコストがかかるけど;困りましたねえ.
あと,最悪どうしようもない場合,パプアニューギニアではなく,シドニーからバヌアツに飛んで,バヌアツにて現地調査します.こっちは入国大丈夫そうだし.skyscannerで調べたらコストかかるけどチケットはあるし,仕方ないね.
午後,tripadvisorの英語版のパプアニューギニア掲示板を発見し,読む.ポイントは以下の通り:
・ワクチン接種の証明で大丈夫;ワクチン未接種の場合,抗原検査の結果シートでもOK
・銀行の通帳の最近のコピーで良い;ただし,日本語の通帳で大丈夫かどうかは不明(少なくともUFJのオンラインバンキングは英語表記できず)
・オフィシャルの電子ビザサイトは不安定,最悪,2週間待っても電子ビザが発給されなかったり,電子ビザ発給のメールにpdfが添付されてなかったり...
・電子ビザなりなんかビザがないと,ニューギニア航空のチェックインではじかれ,飛行機に乗れない模様.
・電子ビザは1日くらいで出ることもあれば,1か月かかることもある...
さらに調べてみると,パプアニューギニアの国内線は燃料配給制度となっており,国内線の運用が7月からかなり限定的になっているようだ.だから,たとえ,パプアニューギニアに入国できたとしても,目的地まで行けるかどうかも,微妙なわけだ(首都のホテルで1から数日待つかも).
まだ出発前なのに心折れてきました.