僕はあまり言語とかげんご学，好きじゃないかもしれない．言語の研究に関する本や論文を読むのは好きだけど，統語とか形態とか，音韻にそれほど敏感じゃないし，具体的な文法現象から，抽象的な理論まで考えるのが苦手です．それでもなぜ勉強するかというと，給料をもらえるのと，自由にやらせてもらえるからげんご学をやっているわけです．自身の専門が本当に好きで，それを金銭関係なく，いつも考えて努力している人を尊敬します．
なんだかんだ言いながら10年以上勉強していて，かつ今でも研究室に日参しているから嫌いではないかと思うのだけど，3月末にあったララ学会の参加者といろいろおしゃべりしたとき，熱意や気持ちの持ち方において，僕はそれほど強いモチベーションを持っていないのかなと思ったのだ．
