Nosemantik Max

子供の都合悪いことスルー力は見習いたい (NM)

なかなか難しいもんですねえ

コロナの蔓延状況は世界中でまだまだ続いており,国内学会も国際学会も基本オンライン開催が続いている.
日本や世界のあちこちに旅行してその土地の名物を食べて...というような楽しみができない反面,これまでだと行けなかったような学会に,さくっとオンライン参加できるという便利な点もある.あとオンラインだと自宅から参加でき,出張旅費がかからないのもよい.
しかしながら,これまではわざわざ出張旅費をかけて,事前に自身の発表をひいこら準備して,学会に行ったら行ったで,朝から夕方まで支払った分のもとを取ろうといろいろなセッションに出たり,コーヒータイムで他の研究者と話したりと生産的な時間を過ごせていたと思う.
オンライン学会は,自宅や自身の研究室から参加でき,自身のペースで参加したり,スマホで遊んだりしながら発表を聞いたりできるのは,自由で便利だ.その分,なんだか自身がさぼっている感があるような気がする.また,オンライン学会だとzoomのブレイクアウトセッションがあり,ほかの参加者とカジュアルに話すこともできなくはないが,やはり実際の学会で友人と馬鹿話したり,研究室の先輩や後輩とおしゃべりできるわけではない.なので,正直,最近はオンライン学会に参加するのが結構面倒だなと思ってきているのです.
オンライン学会でももっと楽しく,参加する気分が出てくるような仕組みを考えたいものですねえ.
とは,ポスドク時の元ボスは,その著書で,そもそも研究者は論文書いたり(未記述の言語の調査や記述を)するのがやるべき仕事であって,楽しいからとか,バカンス地での開催だからと言って,学会に行くのは無駄無駄って書いていた.
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