Nosemantik Max

子供の都合悪いことスルー力は見習いたい (NM)

さあ,今日もジュレックインを見る仕事が始まるお

読売新聞より,「末は博士も就職難」、修了者の25%が「浪人」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080726-OYT1T00385.htm

大学院の博士課程を修了した若者たちの就職難が止まらない。
特に苦労しているのが文系の人たちだ。大学教員は狭き門。民間の受け入れ先も少ない。そんな中、面接のコツを教えたり、就職先を紹介したりする企業も登場している。
文部科学省の調査によると、昨年3月の博士課程修了者1万6801人のうち行き場のない人は4146人。実に25%が「浪人」を余儀なくされたのだ
(中略)
高学歴ワーキングプア」(光文社新書)を著した水月(みづき)昭道さん(41)は「博士号を取っても、大学教員になれるのは数十人に一人」と語る。自身も博士。今は立命館大学の研究機関の研究員だが、2011年3月には任期が切れるため、また就職活動をしなければならない。「コンビニで働いている人もいる。今や大学院はフリーター生産工場だ」

就職するためだったら就職専門の予備校や専門学校に行った方がよいわけであるし,そもそも特に文系の学問分野に関しては直接的に就職に役立つようなものはないわけで(日本語教育や心理学系を除く).とはいえ,博士まで行ってその後,就職できないってのは本当につらいです(経験者ですから).しかし,大学に就職できたからと言って,幸せになれるとは限りませんから.一日ずっと研究のことだけを考えて研究をどんどん進めて,いろんな場所へ学会発表へ行っている院生やポスドクがうらやましい.それに引き換え,僕は研究進んでないなあ.
「研究で飯を食べて行く」ってことを目指すこと自体,修羅の道のはじまり,地獄の一丁目,清水の舞台なんです,死して屍拾う者なし.
補給(金銭・収入)はしっかり,そしていつでも撤退作戦(公務員・教職・企業・起業・専門学校)を考えておくのです.