Nosemantik Max

子供の都合悪いことスルー力は見習いたい (NM)

某氏と会談,そしてげんご学の行方

同僚の(語順)氏と雑談,しかしちょっと重い話になった.簡潔に言うと,これから伝統的な手法で行くか,脳科学を取り入れるか,どっちにしようという話.なぜか,僕のことを脳に対して否定的と思っていたらしいのだが,僕は脳ってのもアリっていうか,これからのげんご学は伝統的な手法と実験的な手法が半々くらいになるのではないかと思っているのである.僕ももう少し若かったら,脳やるでしょうねえ,もはや遅いけどね.今からやるなら,むしろ,霊長類の言語とかイルカの言語なので,誰か教えてください.
追加:
おそらくは,今後は(1)いわゆるコンピュータを使うもの(コーパス,しぜんげんご処理,辞書?など),(2)脳なり子供なりを相手に実験をして統計的処理をするもの(脳,獲得),(3)対照げんご学系(記述文法を含む,あとは語用論とかコミュニケーションなど)の3種類になるのではないかと思っている.加えて,他の分野との学際的な研究かなあ.
そういや,豪州っていわゆる生成・ミニマリストな人ってほとんどいないんだってねえ.ハリデー系は多いらしいけど.理論をやる人であれば,"made in Japan"のげんご理論を出して欲しいものである(じろり).