Nosemantik Max

子供の都合悪いことスルー力は見習いたい (NM)

かけん費説明会

JSPSからの人が来ての近隣大学合同の説明会.個々の申請の説明ではなく,制度の説明,平成23年度以降の変更点などを説明.いくつかメモ.
・今年度の基金化分の7割の残り3割については,まだ確定していない.10月以降の補正予算の動向によっては減額も
基金化は当分,基盤C, 若手Bと萌芽のみ(この3つはおおよそ30パーセントの採択となる)
・第1段の書面審査は4名から6名(若手B,基盤Cは4名)で,4名の採点をTスコアにしたものが第2段審査で問題となる
・第2段審査で採択を決定するが,ボーダーライン上(100名応募で30名採用の場合)に,20から40人並ぶことになる.これらのTスコアはほとんど差がない.では,どこが採択において重視されるかというのは,分野のバランス(同じような研究分野や理論的立場がかぶると要検討になる?:自身の独創性,特色が大事).なので,ボーダーライン上の審査となった場合,運に左右されることもある
・では,応募者が気をつける点は,誤字.脱字に気を付ける(審査員にとってはマイナス評価をつけやすい),読みやすいものに(文字は11ポイント以上,行間に気を配る),説明において冗長なもの,繰り返しを避ける
・応募書類はモノクロ印刷で審査員に配られるので,カラーで出すと印刷後,とんでもないことになっている書類がある(おそらく大きなマイナス評価に)
・若手の応募書類は雑なのが多く,基盤の応募書類はしっかりしたものが多い.
・かけん費未使用額は,JSPSに返還,返還したからと言って翌年の新規応募に影響することはない(むしろ,使い切らなきゃ駄目って気持ちをやめてほしい)
・研究成果報告は必ず提出してください