まさに僕向けの学会で，質問もしまくりで，楽しんでいます．博士論文で受動をやったものの，その後，格・格標示にテーマを変更した僕にとっては，多くの発表が刺激的です．
そして，2004年以来の自身の格に関する研究のひとつの集大成の自身の発表（フィン＝ウゴルはもちろん，パプアニューギニアやヴァヌアツなんかのデータも含めて）．．．大教室（小講堂）で50人以上の聴衆がいて，大御所や格の専門家も多数いる中，自身が考えて暖めてきたアイデアを披露しました．発表で，すごく緊張していくつかミスをしましたが，これまでの国際学会の中でベストな発表をすることができました（感動で泣きそうになりました）．質疑応答も大変盛況で，刺激的で生産的なコメントやお褒めの言葉もいただき，本当に研究を続けてきてよかったと心から思いました．
次はペーパーを書かないとね．
いろいろな発表を聞いていますが，こと格に関しては，自身もかなり勉強していて，この分野に関しては世界でも最先端の集団内に属していることを認識しました（なんだか偉そうですみません）．ある意味，今回の発表は世界に向けて「ワイゲルト砲を撃てた」感じで，本当に研究を続けてきて報われたように感じました．
．．．でも今回のネタって某国際にんちげんご学会でリジェクトされたネタなんですよねえ．ある意味，別の場所で否定されたものが，今回評価されたこともうれしい誤算です．
