発表原稿をあらかじめ書いておいて，その紙を発表時に読み上げる，僕もそんなことをしていた時期がありました．今回の学会においても，日本人だけではなく，英語母語話者にも原稿読みの方が結構いました．確かに正確な英語文を話すことができて，失敗したり…

今回は発表時間は20分と設定されていて，15分で「5 minutes」という札が，20分で「Stop!」という札が司会より示された．しかし，20分過ぎても延々と話しつづける人が多かった（どの国の人も）．これは大減点，自身の研究成果を存分に見せたい気持ちはわかる…

確かに数ページに渡る分厚いハンドアウトは，発表者の汗と努力の結晶かもしれない．しかし，聴衆にとっては帰りの重い荷物に過ぎない．発表時は簡潔なハンドアウトで，そこにEメールアドレスを書いておいて，発表後，もっと興味ある人にメールで多くの情報を…

デジタルなプレゼンの普及により，スライドを発表直前まで修正，改善できる，そしてスライドを何枚でも作ることができるようになった．実際は，スライドの字が小さすぎる（大きな字で7行が限界，できれば5行で），大量の例文やデータの提示があるんだけど，…

英語が母語の人は，確かに英語は上手いし，コトバもすらすら出てくる（うらやましい）．しかし，彼ら（彼女ら）のプレゼンが上手かったかというと，そうとは限らなかった．今回の学会で，僕が見聞きした発表（大体30件くらい）の中で，内容はともかく，プレ…

寝冷えして風邪気味．．． 次のお仕事にとりかからねば．．．．ソウルで考えるつもりで原稿を持っていったのだが，全然できなかったよ．某イベントでの展示モノ，それゆえ，げんご学に疎いビジターにもわかりやすく，かつ，げんご学に強い院生や先生方にも馬…