Nosemantik Max

子供の都合悪いことスルー力は見習いたい (NM)

1940 帰宅

物価高のオランダになるべく税金を払いたくないので,スーパーで5ユーロ弱食糧を買ってきて晩御飯.
・今日のおさらい:
朝8時過ぎに出発,朝のプレナリーはアフリカーンス語の人,否定の形式を論じたものだが,データが豊富でかつ分析も明快でわかりやすい.以下学会メモ:
・情報構造をHistoricalな立場から論じるワークショップに出るも,レベルの低さにあきれる.日本語ではすでに80年代以前にわかっていることを相変わらずやっているよ.印欧語はトピック,フォーカスを明示的に示すマーカーがないので,トピックやフォーカスの指定を発表者が恣意的に指定するか,ハリデー流の枠組みなんかで処理しようとしている.
・意外としょぼい発表が多い.しょぼいから謙遜すればいいのに,そういうのに限って時間オーバーやデータが不足していたりする.
・英語をあれだけ早くしゃべって時間オーバーって,確信犯的にやっているとしか思えない.しかも,データがほとんど他人のだし.
・とうだいの(あくせんと)先生に話しかけてもらえた...ありがたいことです.今はOxfordに滞在中なのですね.
・夕方のプレナリーはNZのGray,Phylogenetic treeについて熱く語るも,大体の部分は知っているのだ.でもプレゼンうまかったな.しかし,分析に弱点はあるし,本人もそこは認識しているみたい.

お昼の散歩中に見つけて写真を撮りました.世界の言語研究者があこがれる天国のような場所です.学会会場はこの研究所のお隣です.