鍵大工学部さんより,http://d.hatena.ne.jp/hanzo22/20070313/p1
俺は他人の発表を聞くときに、必ず1つ以上質問したい内容を考えるようにした。研究室内での発表練習ではなるべく発言し、学会などでは時間の都合もあって(学会では発表15分・質問5分というように、質問時間も制限がある)質問できないことも多いけど、とりあえず何かしら質問は考えた。国際会議での英語発表に対しても、答えを理解できるかどうかは別にして、なるべく考えた。元々質問をほとんどしない性格だったので初めはもちろん上手くいかなかった。でも経験をつむことによって、数個の質問は確実に思いつくようになった
僕も同じです.質問できるか考えながら聞いていますし,そういう能力は大学院のゼミや学会なんかで身に付けました(ただし,実際に質問するかどうかは別問題だし,良い質問者であるとは限りません).僕の場合,やはり英語プレゼンだと,すぐに質問を考えることができないこと,そして世界レベルの一流学者や一流研究室では,なかなか質問できない(萎縮するためなのか,それとも発表者が僕が考えそうな点はすべて考えきっているため質問できる余地がないためか).ちなみに.言/語/学系の発表で僕が質問を考える際は,
- 他言語(主に日本語,ハンガリー語,フィンランド語)・多言語ではその現象はどうなるだろうか?
- 認知的に見て,その現象はモデル化できるだろうか?
- 歴史的に見て,文法化やその関連現象で処理できるか?
- げんご獲得から見て,その現象はいつ(何歳で)どのように習得されるだろうか? 第2げんご獲得ではどうだろうか?
- 頻度の点から何か言えないか
こんな感じです.