ライプチヒ大の院生のセミナ,荒れた.フィーチャージョメトリを使った分析で,僕的には面白かったのだけど,発表後,議論が紛糾.やはり,ここの研究室は,理論をどうこうするってのではなく,多くのデータから的確な一般化をすることが重要なのだ.それを実行するには,音声・音韻・形態分析についてきちんとできること,とある文法現象をすぐ日本語ではどうか,ドイツ語ではどうか,ラテン語ではどうか,マイナ言語ではどうかをチェックする能力が必要ってことだ.僕自身が進むべき道がはっきりしたな.
ただし,データを重視するあまり,理論的になかなかきちんとした主張ができず,最近の主に理論系の学会応募にリジェクトされるようになったなあ.