Nosemantik Max

子供の都合悪いことスルー力は見習いたい (NM)

小学校の英語教育について

時間ないのに,ブログはせっせと更新w.
僕は基本的に賛成です.確かに,教員の確保や日本語力の低下など,マイナスの側面はあるし,国際化には英語が必要だってのもそれほど思わない(日本人で英語だけできて,日本語ができない人は良い職にありつけません).ただし,小学校から英語教育をして,英語が第二言語として成立しているフィンランドの事情なんかを知っているだけに,日本語と英語両方やっておいて損はないと思うわけ.いや,やっぱり小学校は日本語だけに集中して,中学校からの英語教育をもっと集中的にやった方がいいのかなあ.とにかく,日本語の素養はしっかりした上で,英語をかなりのレベルできるというのが理想です.
さらに,ハンガリーフィンランドみたいに,大学の卒業資格(または大学院の入学資格)として,トイック700点あたりのレベルの試験に合格する必要があることにすればいいのにと思う.ただし,大学の講義ではトイック対策みたいな授業はしない(少なくとも,ハンガリーの大学では通常の講義で語学試験のための授業なんてのはなかった:この辺りの議論は大学等でトイックやトフル,英検対策みたいな授業をすることの意味とか批判と関連,これについてはまた後日).その代わりに,夏休みなんかにそういう補習授業をするとか(語学教員の小遣い稼ぎ)...
前から思っているんだけど,日本の中に,日本人が英語がうまくならないように暗躍する裏組織があるんですよ,おそらくメンバはや金源は,通訳や翻訳者,英会話学校や日本在住の英語ネイティブ,英語教育系の出版社や政府の一部?から出ているのです.もし日本人が少なくともフィンランド人くらい英語ができるようになったら,通訳や英会話学校は要らなくなりますからね.要するに日本人が英語で下手であったほうが,通訳を雇ったり,翻訳で生計が立てられたり,英会話学校が儲かり,「英語」で商売が出来る.「英語が出来ないこと」が経済が発展する一因なわけなんですよ.これから,学校での英語教育が飛躍的に充実,改善され,日本人が英語ができるようになると,英語ができないことを利用してお金をもうけている人たちは失業するわけですよ.彼らにとっては,日本人にはずっと英語が下手であってもらう必要があると同時に,英語は国際化に必要ですよーと叫ぶ必要があるわけですな.
この「英語陰謀論」についてはまた書きます(くれぐれも本気にしないようにお願いします).