Nosemantik Max

子供の都合悪いことスルー力は見習いたい (NM)

 週末もお仕事

明日と月曜はCOE関係の会議で大学に来るつもり,ただ聞くだけだけど,すべて英語での進行だから,疲れそうだ.専門関係の発表で英語で質問できるように頑張る.今日は昨夜読みのこした論文や類型論の本を読み,後,月曜に会議で発表する(青葉山)氏の発表練習に付き合う予定.
青葉山)氏のプレゼン練習:英語はさすがですな.内容は形式的なアプローチ及び実験関係なので細かい部分まではフォローできず.IPとか階層構造,苦手なんですよ.いろいろ話して内容はわかったのですが.プレゼンでいきのいいジョークを言って欲しいな.
その後.(幸町)氏と文系食堂にて昼ご飯,だらだらネット観賞しつつ,読書.しっかりしないと.
16時を過ぎて,礼服姿の(小牛田)先生現る.彼は研究室の後輩で現在は宮城県北部で高校の先生をしている人である.だから(小牛田)先生なのだ.何でも同僚の結婚式に出席しに仙台に来たので,研究室に来たらしい.近況や共通の人のこと,仕事のことなどを話す.高校も大変そうですな,大学も大学院もだめぽっすよとお話する.でも,高校に疲れたら,また研究室にいらっしゃいとw

% 10月の新潟
日本語教育学会,見に行こうかなあと前向きに検討中.ハンガリー人も発表するらしいし.ELTE日本語関係者かなあ.ハンガリー人で日本語関係をやっている人は,100%誰かを介して知り合いな罠.

% 次期研究構想,調査項目
難しいなあ,現在の様格の研究がかなり進んで結論が見えてきた.次は変格でもやるかなあ.もう(東大さん;「フィンランド語はネコの言葉」参照)先生がエストニア語の変格についての研究をやっているんだけど,まったく異なるアプローチを考えよう.

% 文学部の研究室の一例(参照:id:allegroさん)
確かにわが研究室(げんご学:主に日本語,英語,仏語,独語,中国語以外の言語について,文学ではない言語そのもの(音声や形式,文全体など)を研究する(はずの)研究室)に常駐しているのはおいらと(助手)さん,(青葉山)氏,(幸町)氏くらいで,少ないです.おいらは机を2個占領中.
同じ研究棟にある国語学日本語教育学の研究室は学部生から院生まで結構常駐していて,週末なんかも来ていますねえ(主に来ているのは留学生院生という話です).あと,文学系や歴史系の研究室は,古い資料の研究室外の持ち出しが厳禁なため,夜遅くまで研究室に残って資料と格闘しているらしいです.
わが研究室は文学部ですが,最近COEの関係上,fMRIを使用した脳科学方面の関係が深いです.そのため,本や資料を収集して読み解くというような文学部的な研究室と言うよりも,マクロメディアのディレクターやらその他専門ツールを使って実験準備をして実験するような感じの雰囲気です.最近は,卒論関係も言語獲得や実験的手法によるアプローチが多いですね.なんだか,言語の構造を探求していくと究極的には脳に至るそうです(そうでない考えの人もいます).
おいらは昔のやり方で,資料や文法書を辞書をひきひき読み進めていますが,最近はコンピュータ機器を使うようになりましたねえ.研究対象が日本語でも英語でもない,ハンガリー語フィンランド語なので,頭が痛くなるほど大変です.ハンガリー語フィンランド語は,格が多い言語で,格の振る舞いや使用状況をテーマにしています(格:日本語で言うと,「私に」,「本を」,「ピストルで」のように,名詞の後に付く「に」「を」「で」に相当すもの).すなわち格開発なわけなのですw そんなにがんばってはいないので,はっきり言って「ニセ研究者」です(お恥ずかしい).